ローンを組む時金利の単利と福利はどう違うのか教えて下さい

ローンを組む時に大事なのは金利の事だと思います。金利には単利と複利があると言いますが、どう違うのかよく解りません。わかりやすく教えて下さい。

単利は元本に対してのみの利息複利は利息が利息を生む

単利と複利ではかかる利息がまったく違ってきます。単利は元本に対する利息の事で、複利は元本に利息を繰り入れたものに利息をかけたもの、複利の場合は利息がまた利息を生むと言うようにどこまでも利息が膨れて行きます。たとえば100万円を5%の利率で借り入れた場合、単利は1年で100×5%=5万円の利息が付きます。2年目は10万円3年目は15万円です。

これが複利になると1年目は同じで5万円ですが、2年目は105万×5%=52500…102500円3年目は1102500×5%=551253年目の利息は157625円で単利と比べると7625円の差が生じます。これは単純に100万円を元本としていますが、住宅ローンなどではかなりの差額となるはずです。単利と複利でこういった差が出る事を知っているのと知らないのとでは大きく違ってきますね。

住宅ローンなどの長期にわたる大型ローンは返済計画もしっかりと立ててから申し込むべきですが、シュミレーションの時に単利か複利かでかなりの差が出る事を知っておいてくださいね。

ローンを申し込む時には利率ももちろん大切なのですが、単利か複利かを確かめる事も大切ですね。

金利が複利で計算されるローンは返済が遅れると大変

複利計算はローンを利用するときにもっとも恐ろしものだと言えるでしょう。複利というのはどのようなものを指すのかというと、利息にも利息が付くという常置だと考えれば良いです。キャッシングであれば、普通に返済をしていれば利息に利息画家kルことはありませんが、返済をしなかった場合には利息に対して利息が発生することもあるのです。

例えば、200万円の借り入れがあったとして、これに対して適用される金利が20%であったとします。1ヶ月後にはどれくらいの利息が発生するのかというと、1ヶ月を30日として計算すると、3万2876円となります。ですから、借入金額は1ヶ月後に203万2976円となるのです。さらに1ヶ月後になると、利息に対してさらに利息が発生します。

もしこれをそのままにして1年経ったとするとどうなるのでしょうか。大まかに計算すれば243万2211円となります。2年後はというと、295万7825円となるのです。普通に考えれば、200万円の20%なら40万円ですから、1年後には240万円になっていて、2年後には280万円になっていそうなものなのですが、そうではないのです。これが恐ろしいところなのです。

このように、キャッシングの返済ができなくなると、利息にも利息が発生するという状況になるのです。これがもっとも恐ろしい状態で、こうなると利払いだけでも苦しくなってくるのです。たいていのキャッシングではこのようにして計算することになっていますから、つまり胃キャッシングでは返済が遅れると大変な事になると言えるでしょう。

このように、返済が遅れてしまうと返済ができなくなってしまうということもありえることなのですが、普通に返済をしていれば全く問題はありません。普通に返済ができるようにするためには、借りすぎないようにすることも必要です。収入が少し減ったとしても返済ができるような計画を立てておくのが良いでしょう。